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記事: 伊勢丹新宿POP-UPレポート|ジュエリーへの「眼差し」の変化

伊勢丹新宿POP-UPレポート|ジュエリーへの「眼差し」の変化

伊勢丹新宿POP-UPレポート|ジュエリーへの「眼差し」の変化

 はじめに

3月11日から17日までの7日間、伊勢丹新宿店で開催したポップアップ。

連日多くの方とお話しする中で見えてきたのは、単なるトレンドの移り変わりではなく、お客様お一人おひとりの「ジュエリーとの距離感」がより本質的なものへ変化しているという実感でした。

今回の売上動向には、その変化が表れていたように思います。個人の視点ではありますが、変化の要因や傾向を簡単にご紹介していきます。


「愛でるリング」から「纏うピアス」へ。

コロナ禍くらいから比較して、今回の大きな変化はアイテムの比率です。

これまでは「自分でいつでも眺められる」などの理由から、圧倒的にリングが一番人気でした。しかし今回は、ピアスの販売数がリングの約2倍という結果に。

そこには「冒険」よりも「確実な必要性」を求める心理が見て取れました。

「マスクを外す機会が増え、顔周りの印象を整えたい」「ピアスホールを塞がないために、毎日ストレスなく着けられる上質なものが欲しい」。

リングが自分への「ご褒美・鑑賞用」だとしたら、ピアスは「自分の一部・実用品」。ジュエリー選びの基準が、より日常に根ざした「切実なもの」へとシフトしているのを感じました。


「銀色」地金と石の相性

今回、全てのラインナップの1割に満たない程度ですが、プラチナ(Pt900)やシルバーといった「シルバーカラー」を意識的に増やしました。


これまではK18/K10のゴールドが主流でしたが、「プラチナしか身に着けない」というお客様の声や、何より「石の透明感を最大化させる地金選び」を再考した結果です。

  • サファイアやブラウンダイヤの再発見: 淡いブルーやニュアンスのあるブラウンは、ゴールドの華やかさよりも、プラチナの静かな光の中でこそ、その瑞々しさが際立ちます。

  • 「density」シルバーの躍進: シンプルで潔いシルバーの「density」は、多くの方に選ばれました。

結果として、全体の約4割の方が「銀色の地金」を選択されました。素材の個性を引き出すために地金を吟味する。このプロセスが、お客様の納得感に直結した手応えがありました。


「1点もの」に宿る、誠実な価格のあり方

昨今の金相場の高騰は目覚ましく、コロナ禍以前と比較すると2倍から3倍近い水準となっています。当然、新作の価格には反映せざるを得ませんが、janukaには一つのルールがあります。

「1点ものの作品については、製作した当時の金相場に基づいた価格から、改定を行わない」

そのため、数年前に製作したダイヤモンドの商品などは、現在の相場で新たに製作するものと比較すると、驚くほど「割安」に感じられる場面もありました。

今回、多くのお客様が「自分への記念」として、こうしたスペシャルな1点を選ばれていきました。中途半端なものではなく、一生ものとして愛せる「個性と普遍性が同居したデザイン」に投資する。その「目利き」のような真剣な眼差しが、非常に印象的なポップアップでした。


「band」から、多様性へ

かつては天然石の「band」シリーズがブランドの顔として独走していましたが、今回は「slice」「spot」「position」「twin」「dent」など、ほぼ全てのシリーズが満遍なく選ばれました。

「天然石が好きだから」という理由だけでなく、「janukaのデザインそのものが好き」と言ってくださる方が増えたこと。ブランドの世界観が、シリーズの枠を超えて浸透してきたことを実感し、作り手としてこれ以上の喜びはありません。

また、「人がたくさんいすぎて見れなかった」というお声も何件かお聞きしました。イベントの特に土日集中的に混んでしまいゆっくり見れない方が出てきてしまいます。なぜか最近は、前半は混まずに徐々に人が増えていく傾向があります。
ゆっくり見たい方はぜひ初日など前半にいらしていただけることをお勧めします。
お客様にとっては混んでて見ずらい環境になってしまっているのはとても不便かと思いますが、このようなお声は今まであまり聞かなかったので、我々としては「多くの方に見てもらえるようになったのかな」という嬉しい感想も抱いてしまいました。


次は、大阪・阪急うめだ本店へ

東京・新宿で見えたこの「新しい風」を携えて、4月8日からは大阪・阪急うめだ本店へ伺います。

東京での反響をフィードバックし、さらに素材を吟味したラインナップをご用意しています。大阪の皆さまには、janukaのジュエリーがどのように映るのか。会場で皆さまお一人おひとりの「今の気分」をお聞きできるのを楽しみにしています。


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